お久しぶりです。KAITOです!
最近仕事やらプライベートやらが忙しく中々更新ができていませんでした・・・
前回の更新は昨年11月と5ヶ月以上ブログを放置していました。
さて、久しぶりの更新はスズキから発売されているスペーシアベースに天張りに穴をあけたり、オーバヘッドシェルフ(天井の物置)を取り外したりせずにロッドホルダーを取り付ける方法を紹介します!
スペーシアベースについて
まずはスペーシアベースについて紹介です!
スペーシアベースはスズキから発売されているアウトドアの車です!
全グレード標準装備でマルチボードが付いており、設置する場所によって荷室を、「2段にする」「前と後ろで仕切る」「車中泊仕様にする」などさまざまな使い方ができます。
さらに、見た目は乗用車なのに貨物車として登録されているため、維持費用(税金)をかなり抑えることができ、趣味での出費が多い方の見方となります笑
詳しくはスズキの車両紹介ページをご確認してください。
オプション装備にロッドホルダーがない・・・
アウトドア系趣味を持つ方が見るとかなり魅力的な車なのですが、なぜかロッドホルダーのオプションがありません!!!
製品紹介ページにも釣りをしている画像が上がっているにも関わらずなぜかないのです!
買う前に気づいていればと思いながらも、荷室が広いためなんとか10フィートの2ピースロッドを載せることができていたためあまり考えないようしていました。しかし、キャンプに行った時に釣竿が持って行きづらい、遠征に行った時に荷物を乗せにくいなど様々な課題にぶち当たり色々と調べて見ました。
調べた結果見つけた記事は、フレームについているアシストグリップの土台を使用するため、天張り(天井の布)に穴をあける方法やオーバヘッドシェルフ(天井の物置)を取り外す方法など試しにやってみるにはリスクが高い方法ばかりしか見つけることができませんでした。
なんとか車に傷をつけずに取り付ける方法がないかと考えながらスズキの車両紹介ページを眺めていると以下の文言をみつけました!
荷室の左右側面に合計10ヶ所のユーティリティーナットを装備。M6サイズのボルトを使って様々なカスタマイズに対応しています。
ということで、標準装備されているユーティリティナットを使用してロッドホルダーを取り付ける方法を詳しく解説して行きます!
ロッドホルダー取り付け~材料準備編~
取り付けに必要な材料は、ロッドホルダー本体を含めて4種類6種類です!
気になる材料費ですが、2024年3月時点で約1万円程度となります。

必要な材料は、以下のとおりです。
・クレトム インテリアバー・前後取り付けパーツ
・Φ28(直径28mm)イレクターパイプ(長さ1500mm) ×2
・Φ28 メタルジョイント(クロス)×2
・車にイレクターパイプを取り付けるための土台
※追記※
ロッド固定用の道具を記載していませんでした。上記に加えて以下の2つがあると良いと思います。
・ロッドベルト
・クレトム ロッドベルト5本用(フロントバー用のみ)
ただ、これに関しては必ずこれでなければならないというものではないので、その他固定方法がある場合はそれで問題ないです。
クレトム インテリアバー・前後取り付けパーツ

今回の取り付け方法では、必ずクレトム インテリアバー・前後取り付けパーツが必要となります。
他の製品でも代用できる可能性はありますが、太さなどがイレクターパイプと同じだったのでこの製品を選定しています。
もちろん、前の車で使用していた方はそのまま流用して問題ないかと思います!
Φ28 イレクターパイプ(1500mm)

必要なもの2つ目は、Φ28イレクターパイプです!
これが2本必要となります!
あまり長すぎると、マルチボードと干渉してしまうため1500mmを選定しています。
黒や白など色々なカラーがありますが太さと長ささえ同じであれば好みで問題ありません!
Φ28 メタルジョイント(クロス)
必要なもの3つ目は、Φ28 メタルジョイント(クロス)です!
イレクターパイプは、ユーティリティナットを使用して縦に取り付けることになるため、前後取り付けパーツと十字形に繋げるためクロスジョイントが必須となります。

車にイレクターパイプを取り付けるための土台
必要なもの4つ目は、車にイレクターパイプを取り付けるための土台です!
正式な商品名は分かりませんが、使い方は読んで字の如くです。これがなければ今回のロッドホルダー取り付けはできませんでした。調べ方が難しかったですが頑張って探せば意外となんでも見つかることを実感しました笑

クレトム ロッドベルト5本用(フロントバー用のみ)
ここからは、ロッドホルダーにロッドを固定するために必要な道具です。
まずは、クレトム ロッドベルト5本用(フロントバー用のみ)です。この商品は、リアバー用のベルトも付いているのですが、必要なのは以下画像のフロント用のみとなります。
これを使用して、文字通りフロントバー側でロッドを固定します。
正直、リアバー用ベルトが不要なので同様の方法でバーとロッドを固定できるものが100均などに売っているならそれでも良いです。
ロッドベルト
最後はロッドベルトです。これさえあれば、フロント・リアどちらも止めることができるのではないかと思うかもしれません。ロッドベルトは長いので強めにロッドを固定することができます。ただ、アジング用など繊細なロッドのティップ側をロッドベルトで固定してしまうと折れのつながる可能性があります。
そのため、リア側(グリップ)をロッドベルトで強め固定することで動かないようにし、走行中にフロント側(ティップ)が暴れないように軽く止めるという方法で固定しています。

ロッドホルダー取り付け~取り付け編~
上記の材料が全て揃ったら、早速取り付けて行きましょう!
取り付けといっても特殊な工具は一切必要なく、「車にイレクターパイプを取り付けるための土台」に同梱されていた六角レンチのみ使用します!
ナット穴パーツ取り外し
まずは、車内後方側面についているナット穴を塞いでいるパーツを取り外します。

ナット穴パーツ取り外し前

ナット穴パーツ取り外し後
※このナット穴パーツを外すとマルチボード固定ネットが装着できなくなるので注意してください。
銀色の土台取り付け
取り外し後、車にイレクターパイプを取り付けるための土台の銀色パーツを取り付けます。
この際、六角レンチが必要となります。

このパーツはロッドホルダーを支える部分となるので、緩むことのないようしっかりと取り付けてください!
イレクターパイプ取り付け
次に、車にイレクターパイプを取り付けるための土台の黒色パーツを使用し、Φ28 イレクターパイプを取り付けます。
その際に、Φ28 メタルジョイント(クロス)を事前に取り付けておくと後の取り付けがスムーズになります!(この時ジョイントパーツのネジは軽く閉めるようにしてください。)
取り付け後のイメージは以下の形です。

前後取り付けパーツ取り付け
ここまで完了すると、いよいよクレトム 前後取り付けパーツを取り付けて行きます。
前後取り付けパーツは以下のようにプラスチック部分が外れるので外した状態で、ジョイントパーツに取り付けて行きます。

前後取り付けパーツは可能な限り上部に取り付けるようにします。
※1番上に取り付けてもロッド積載時にオーバヘッドシェルフにぶつかることはありません。
次は横ですが、車内前方側を長めにします。
具体的には、車内後方側に銀色の部分を7cm残すように取り付けると10フィートまでのショアジギングロッドを積載できるようになります。

インテリアバー取り付け
最後はいよいよインテリアバーを取り付けてロッドを積載できる状態にして行きます!
取り付けは簡単で、前後取り付けパーツの両端にあるプラスチック部分にひっかけるだけです。

ここまで完了するとあとはロッドを積み込むだけとなります!
最大4本、10フィートまでの2ピースロッドを積み込めることは確認しております!

後ろからの写真
さいごに
今回は、スペーシアベースにロッドホルダーを取り付ける方法について紹介して行きました。
私が調べた限り2024年4月時点では同じ方法で取り付けている方はいないようなので、スペーシアベース購入の後押しになれると良いと思っています!
コメント
ロッド固定方法を記載していませんでした。
簡単ではありますが、必要な道具のみ記載させていただきました。
近日中に固定時の写真などを撮影して掲載させていただきます。
なお、固定に必要な道具ですが、必ず紹介しているものが必要というわけではありませんので、
紹介している方法以外で固定しても全く問題ないと考えています。
すいません、肝心のロッドの固定方法がわからないんですが・・・。
返信ありがとうございます
1500mm(150cm)だとボードはずしても取り付けれないんじゃ?と思った次第でした
参考にさせて頂きます。
返信遅くなりました。
イレクターパイプ1500mmは2本必要です。
半分にして使用すると、高さが足りずにロッドが頭に当たる可能性があります。
イレクターパイプとクレトム前後取り付けパーツをクロスジョイントを使用してT字に繋げる形です。
この時のT字は、車の後ろ側の前後取り付けパーツの銀色部分が約7cmになるように取り付けると良い、10フィートロッドを積載することが可能となります。
少しわかりにくいかと思いますがこの説明で問題ないでしょうか?
はじめまして
イレクターパイプ1500mmと記載ありましたが1本を半分にして使うと言うことでしょうか?
また固定は後部のみでL字状と言う感じですかね
当ブログの管理人です。
ご質問ありがとうございます。
また、返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
強度について、私が実際に以下のタックルを積んだまま、
2日間遠征をしましたがロッドの落下やホルダーのズレなどは発生しませんでした。
・ショアジギング用10フィートロッド(MH)+6000番リール
・ショアジギング用9.6フィートロッド(H)+6000番リール
・ショアジギング用9.6フィートロッド(MH)+5000番リール
・エギング用8.6フィートロッド(EL)+3000番リール
・アジング用6.8フィートロッド+2000番リール
強度はいかがな物でしょうか